貝好きの中でもほっき貝を、やたらと好む人が少なくはありません。しっかりとした歯ごたえと、磯の香りがたまらない魚貝の一つになっています。ほっき貝の名前で広く呼ばれていますが、標準和名はウバガイです。寿命が30年以上で、魚介類の中では特別に長寿ということで、この名前がついています。日本では鹿島灘以北に生息していて、東北や北海道で多く水揚げされています。とくに水揚げ量日本一の北海道苫小牧市は、ほっきの町としてよく知られています。ほっき貝はカナダから輸入されていて、ほっき貝の名前でまたはカナダほっき貝とも呼ばれて、流通しています。

カナダのほっき貝は、カナダ東海岸の桁網漁船によって漁獲されています。400トン級の大型漁船が、一航海に4~5週間を要しています。60~80メートルの海の深さで網を引いてほっき貝を採ると、選別機によってほかの種類の貝とに分類されます(ミルガイやトリガイは同様に加工され日本に送られる)。船内で殻をむいて、内臓を取り除いてボイルします。さらに一つずつ凍結するまでが、ハイテク化されていてその工程がなんと、45分間で終了してしまいます。操業している人も、十分に睡眠をとることができます。それから陸上加工場でサイズ別に分けられて、1キロ入りの箱に入れて日本へと送られてきます。またいったん中国に運んで、寿司だね用に加工して一つ7~8グラムに調整したりします。トレイに並べて日本へ送ると、それが寿司屋で握られて一部はスーパーに並びます。カナダのほっき貝の漁は、資源保護目的の規制が徹底しています。そのため貝類漁では珍しく、毎年の漁獲量が安定しています。

「ほっき貝とはどんな貝?大人気のほっき貝サラダの中身も紹介」もありますが、ほっき貝は貝焼きやアスパラ炒めをすると、大変においしくなります。貝焼きは青森の郷土料理で、鍋に水と酒の汁で味噌を溶いて砂糖を加えて薄切りのほっき貝、長ネギ、エノキ、豆腐を入れて火にかけます。煮立ってきたら、溶き卵をかけまわして煮ながら食べていきます。アスパラ炒めは、アスパラの根元の皮を削り取って等分に切ってゆでます。フライパンでにんにくを焼いて、その上にほっき貝、アスパラを入れて炒めて胡椒と塩で、味を調節していきます。食欲がどんどんと進んで、ご飯が何杯でもいけます。長寿の魚貝であるほっき貝をたくさん食べて、十分に睡眠をとって長生きをしましょう。業務用のほっき貝を通販で仕入れるには、インターネットの魚介類の卸のサイトがたくさんありますので、その中から購入してください。時間もかからず届けてもらうことができます。